相場観 2005 5 30
週末にチャートブックを見ると、
新興市場の有名銘柄が、かなり「深押し」をしている。
こういうチャートを見ると、つい底値で買えるのではないかと思ってしまう。
しかし、買ってみたら、さらに「下押し」をしてしまった。
株式市場には、こういう教訓があります。
「大底で買わず、天井で売らず」
誰も、大底を知ることはできないのです。
そういうことは、後になってから、わかるのです。
資金力に余裕がある機関投資家は別として、
個人投資家は、大底で買おうとしても無理だと思います。
個人投資家は、「今、勢いのある銘柄についていく」という投資姿勢の方が、
資金効率がよいと思います。
もちろん、一般投資家で、中長期的な観点から、
優良株を買いたいという人は、「深押し」をした銘柄を、
「打診買い」していくこともあり得るでしょう。